[税金]所得税法・法人税法等

サラリーマンから個人事業主・会社まで所得税・法人税等の確定申告の便覧に。税務ハンドブックとして税金対策にも役立ちます。


課税標準


課税標準とは

課税標準の定義・意味など

課税標準(かぜいひょうじゅん)とは、課税物件を金額・価額・数量等で表したもので、税率を適用して額を算出するための基礎となる数値をいう。

課税標準の目的・役割・意義・機能・作用など

額の算出

課税物件税率をかけて額を算出するには、課税物件を金額・価額・数量等で表す必要があり、それを課税標準という。

課税標準の具体例

たとえば、所得税課税物件所得であり、課税標準は法の定めに従って計算された具体的な所得金額となる。

課税標準の分類・種類

法律上の分類・種類

所得税の課税標準は、総合課税を原則とするが(所得税法22①)、担税力の考慮や政策的な観点から分離課税も設けられている。

所得税法上の課税標準

所得税法上の課税標準には、総合課税である総所得金額と、分離課税である山林所得金額退職所得金額のあわせて3つがある。

所得税法上の課税標準

租税特別措置法上の課税標準

また、租税特別措置法によって、さらに分離課税である次の5つの課税標準が設けられている。

務上の分類・種類

務上実際に用いられる課税標準としては、次の3つの種類がある。

    1. 合計所得金額繰越控除適用前の課税標準の合計額
    2. 総所得金額繰越控除適用後の課税標準のひとつ
    3. 総所得金額等繰越控除適用後の課税標準の合計額



      現在のページのサイトにおける位置づけ

      現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 1 ページ]

      1. 課税標準

      現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



      プライバシーポリシー