[税金]所得税法・法人税法等

サラリーマンから個人事業主・会社まで所得税・法人税等の確定申告の便覧に。税務ハンドブックとして税金対策にも役立ちます。


確定申告の具体事例―サラリーマン―確定申告の必要―例外(確定申告する場合)―中途退職者―確定申告の方法・仕方・手続き・手順―注意点・ポイント


年の途中で退職し再就職をしていない場合の確定申告

全体像など

サラリーマンについては、源泉徴収年末調整の制度が適用されますので、原則として確定申告の必要がありません。

しかし、給与に対する源泉徴収は、年間を通して勤めるものとして計算されていますので、年の途中で退職し、その後再就職をしていないと、所得税が納めすぎになる場合があります。

この場合、納めすぎた所得税は、退職した翌年、確定申告(=還付申告)をすることで、戻ってきます。

確定申告の具体事例―サラリーマン―確定申告の必要―例外(確定申告する場合)―中途退職者

ここでは、確定申告する場合の注意点・ポイントをまとめておきます。

確定申告をする際の注意点・ポイント

1.非課税所得―雇用保険の失業手当(失業保険)

失業中に受給する、いわゆる失業保険は、非課税所得として課されません。

2.所得控除―社会保険料

退職後に支払った社会保険料(国民健康保険料や国民年金保険料)も所得控除の対象となります。

3.添付書類―源泉徴収票

確定申告をするには、退職した勤務先から交付される給与所得源泉徴収票(原本)が必要です。

4.戻ってくる額の限度額(上限)

還付される額の限度額(上限)は、源泉徴収票の「源泉徴収税額」欄に記載されている額です。



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