［税金］所得税法・法人税法等

所得―課税所得―課税所得の範囲―個人

納税義務者である個人の課税所得の範囲

所得税法上の納税義務者は原則として個人です。

法人の場合には法人税法が適用されます。

納税義務者である個人は、その分類・区分に応じて、課税対象となる所得＝課税所得の範囲が異なってきます。

納税義務者である個人の分類・区分		課税所得の範囲
居住者	永住者	・日本で生じた所得（国内源泉所得） ・外国で生じた所得
	非永住者	・日本で生じた所得（国内源泉所得） ・外国で生じた所得のうち国内において支払われ、又は国外から送金されたもの
非居住者		・日本で生じた所得（国内源泉所得）

永住者であれば、日本で生じた所得（これを国内源泉所得といいます）であろうと、外国で生じた所得であろうと、その全世界所得について、日本で所得税がかかります。

非永住者であれば、日本で生じた所得と、外国で生じた所得のうちその一定のものについて、日本で所得税がかかります。

そして、非居住者であれば、日本で生じた所得のみについて、日本で所得税がかかります。