［税金］所得税法・法人税法等

退職金に税金はかかる？―住民税の課税方法・納税方法

退職金にかかる住民税の課税方法・納税方法

退職金にかかる住民税の課税方法

分離課税

退職金にかかる住民税は、所得税と同様、退職金だけで計算する分離課税になります。

退職金にかかる住民税の納税方法

源泉徴収

退職金にかかる住民税は、一般の住民税とは課税される時期が違います。

すなわち、給料などにかかる住民税は、給料を受け取った翌年に課税されます。

しかし、退職金にかかる住民税は、所得税と同様、分離課税です。

したがって、退職金にかかる住民税は、退職金を受け取った翌年ではなく、所得税と同様に、これを受け取ったときに課税されます。

ほとんどの会社では、退職金を支給するときに、所得税と住民税を両税を源泉徴収（天引き）して納税してくれます。

住民税の場合、税率は１０％ですので、退職金があらかじめ１割（＋所得税分）引きになって支給されるわけです。