[税金]所得税法・法人税法等

サラリーマンから個人事業主・会社まで所得税・法人税等の確定申告の便覧に。税務ハンドブックとして税金対策にも役立ちます。


税率―累進税率―単純累進税率


単純累進税率とは

単純累進税率の定義・意味・意義

単純累進税率(たんじゅんるいしんぜいりつ)とは、累進税率のうち、課税標準(=所得金額が増えるにしたがって、課税標準全体に対して同じ高い税率を適用する方式をいう。

単純累進税率の位置づけ・体系(上位概念)

累進税率

課税標準が増えるほど、税率が高くなる課税方式累進税率という。

累進税率は、次の2つに大別される。

  1. 単純累進税率
  2. 超過累進税率

単純累進税率が、課税標準が増えるにしたがって、単純に課税標準全体(←「単純」)に対して同じ高い税率を適用するのに対して、超過累進税率増えた課税標準の部分(←「超過」)に対してのみ高い税率を適用する。

単純累進税率の趣旨・目的・役割・機能

単純累進税率は直感的にわかりやすく、かつ、計算も簡易である。

しかし、単純累進税率では、少しの課税標準の増加が不合理(不公正)に大きな額の増加を引き起こすという欠陥がある。



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