総合課税と分離課税
所得税の課税方法とは
所得税の課税方法の定義・意味・意義など
所得税額を算出するには、まずは、個々の収入が、10種類ある所得の分類のどれに該当するかを判定する必要があります。
そして、判定した所得分類ごとに、所得金額(簡単に言うと、儲け・利益のことです)を計算・算出していきます。
そうすると次に、こうして得られた所得分類ごとの所得金額をどう扱えばいいのか、つまり、これらを合算するのか、個別に分離して扱うのかという問題が発生しますが、これが所得税の課税方法(ないしは課税方式)の問題です。
所得税の課税方法の分類・種類
所得税の課税方法は、大別すると、次の2つの種類に分類されます。
1.総合課税
総合課税とは、所得分類ごとの所得の金額を合算し、課税対象(課税標準)とする課税方法・課税方式です。
2.分離課税
分離課税とは、総合課税方式のもとで(課税方法として総合課税方式を採用することを前提としたうえで)、特定の所得については、これを合算しないで分離して課税する課税方法・課税方式をいいます。
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