［税金］所得税法・法人税法等

固定資産税―課税―税額の確定方式―賦課課税方式―償却資産

償却資産の固定資産税

不動産（土地や家屋）以外の有形償却資産にも固定資産税が課税されます。

償却資産の場合は、不動産の場合と異なり、償却資産の申告という特別な手続きが必要になります。

このページでは、償却資産の課税のしくみ（流れ）についてまとめてみます。

１．償却資産の申告

賦課期日（１月１日）現在所有している償却資産を、その年の１月３１日までに、資産が所在する市町村^※に申告します。

^※東京都の場合は、資産が所在する区の都税事務所。

償却資産の申告の手続き―手順・方法・仕方

２．償却資産課税台帳への登録

償却資産の申告や調査に基づいて、償却資産の価格が決定され、償却資産課税台帳に登録されます。

３．税額の算定・算出・計算方法・計算の仕方

原則として、償却資産課税台帳に登録された償却資産の価格を課税標準として、次の計算式で税額が算定・算出されます。

税額　＝　課税標準額　×　税率

固定資産税―償却資産の税額の計算方法

４．納税通知書の交付と納税

算出された税額から、市町村から納税通知書が送付されてきますので、これにより固定資産税（償却資産）を納めることになります（賦課課税方式）。