［税金］所得税法・法人税法等

固定資産税

固定資産税とは

固定資産税の定義・意味など

固定資産税（こていしさんぜい）とは、市町村が固定資産に対し、その所有者に毎年課税する地方税（市町村税）をいう。

固定資産税の範囲

固定資産

固定資産税の対象には、不動産（土地・建物）と有形償却資産がある。

1. 不動産（土地・建物）
2. 有形償却資産

固定資産税の位置づけ・体系（上位概念等）

地方税

固定資産税は、地方税である。

固定資産税と関係する概念

不動産取得税

不動産取得税は、不動産を取得したときに一度だけ課税される都道府県民税である。

固定資産税の計算方法

固定資産税は、次の計算式で算定する。

固定資産税の計算式・公式

固定資産税 ＝ 課税標準額 ✕ 税率

税率

標準税率として、1.4／100とされているが、税率は各市町村が設定できる。

免税点

市町村の区域内に同一人が所有する土地・建物・償却資産について、それぞれの課税標準額の合計額が以下の金額（これを免税点という）に満たない場合は、固定資産税は課税されない。

• 不動産
  • 土地 ... 30万円
  • 建物 ... 20万円
• 償却資産 ... 150万円

固定資産税の税額の確定方式

賦課課税方式

固定資産税は、賦課課税方式である。つまり、都道府県から送付される、確定した税額が記載されている納税通知書によって納める。

次のページも参照。

固定資産税の税額の確定方式

賦課期日

固定資産税の納税義務者は、毎年1月1日（これを賦課期日という）時点の固定資産の所有者である。

納付方法

固定資産税は一括払いまたは年4回の分納のいずれかを選べる。