［税金］所得税法・法人税法等

確定申告―手続き―申告―必要書類―確定申告書

所得税の確定申告書とは

内容・概要

個人が行う所得税の確定申告では、確定申告書（「所得税の確定申告書」）を作成したうえ、これを管轄の税務署に持参するか、または郵送により提出して行います。

なお、その際、所定の添付書類も提出または提示する必要があります。

確定申告の手続きの手順・方法・仕方

開業届を出していれば、１月下旬に、「所得税の確定申告書」の様式が郵送されてきます。

「所得税の確定申告書」の分類・種類

「所得税の確定申告書」には、次の2つの種類があります。

所得税の確定申告書Ａ

確定申告書の簡易バージョンです。

申告する所得が給与所得、雑所得、総合課税の配当所得、一時所得だけで、予定納税額のない場合に使用します。

たとえば、サラリーマンが医療費控除や住宅ローン控除を受ける場合は、確定申告書Ａの様式を使用します。

所得税の確定申告書Ｂ

所得の種類にかかわらず、使用できる万能タイプです。

また、変動所得や臨時所得について平均課税を選択する場合は、こちらのタイプを使用します。

どちらの用紙を使えばいいのかわからない場合、確定申告書Ｂの様式を使用します。

「所得税の確定申告書」の構成内容（内訳）

基本

「所得税の確定申告書Ａ・Ｂ」は第一表と第二表で構成されています。

第二表は第一表の内訳明細書で、「所得税の確定申告書」を作成する場合は、第二表から先に作成し、その集計結果を第一表に記載します。

追加

「所得税の確定申告書Ａ・Ｂ」の第一表と第二表以外に、必要に応じて次の申告書を別途追加します。

申告書第三表（分離課税用）

• 土地や建物を売却した人
• 株式の譲渡をした人
• 退職所得などがある人

申告書第四表（損失申告用）

• 所得が赤字の人
• 雑損控除を翌年以降に繰り越す人など

申告書第五表（修正申告用・別表）

• 過去の申告を間違った人