所得税―性質―応能税―担税力
担税力とは
担税力の定義・意味・概念
所得税の世界では、よく担税力というコトバが登場します。
このうち応能税とは、担税力に応じて課される租税をいい、所得税はこの応能税の一種だからです。
応能税での基本概念である担税力とは、文字どおり、どれだけの税金を負担する力があるのか(税金を払うことができる経済力)という意味です。
担税力の指標・尺度・基準
担税力に応じて租税を課すとした場合(つまり、応能税の場合)、次に、何をもって担税力の大小を判断するのか、その判断基準が問題となります。
これには、たとえば、所得、消費、資産の大小があります。
たくさん消費をしている人ほど、あるいは、たくさん資産を持っている人ほど、税金が高くなるという具合です。
この点、応能税の一種である所得税では、所得を担税力の基準にしています(所得の多い人ほど所得税が高くなる)。
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