[税金]所得税法・法人税法等

サラリーマンから個人事業主・会社まで所得税・法人税等の確定申告の便覧に。税務ハンドブックとして税金対策にも役立ちます。


源泉徴収―対象者ー源泉徴収義務者


源泉徴収義務者とは

源泉徴収義務者の定義・意味・意義

源泉徴収義務者とは、源泉徴収制度において、給与、報酬、利子・配当など所定の所得の支払いをする者で、その支払いの都度、支払金額に応じた所得税の額を計算し、その所得税を差し引く(天引き・源泉徴収)義務が課せられている者をいう。

 

源泉徴収義務者の範囲・具体例

源泉徴収義務者に該当するもの

会社や個人のほか、給与などの支払をする学校や官公庁なども源泉徴収義務者となる。

 

源泉徴収義務者に該当しないもの

個人のうち、次の2つのいずれかに該当する人は、源泉徴収をする必要はない。

  1. 常時二人以下のお手伝いさんなどのような家事使用人だけに給与や退職金を支払っている人
  2. 弁護士や理士の報酬などの報酬・料金だけを支払っている人

 

したがって、たとえば、個人事業主でないサラリーマンなどが確定申告をするために理士に報酬を支払っても、源泉徴収義務はない。

なお、この場合、理士側からすると、報酬額全額が売上ということになる。

 



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