生命保険金に税金はかかる？
生命保険金に税金はかかる？
どのような税金がかかるかは、次により異なってきます。
- 保険料の負担者（支払者）はだれか
- 保険の被保険者（対象者）はだれか
- 保険金の受取人はだれか
１．所得税の課税対象となる場合
保険料の負担者と保険金の受取人が同じ場合の生命保険金は、所得税の課税対象となります。
この場合、生命保険金を１度に全額受け取ったときは、一時所得として、年金方式のように数回に分けて受け取るときは、雑所得して取り扱われます。
２．相続税の課税対象となる場合
被相続人が、生前、自分を被保険者とした生命保険に加入し、保険料を負担していたが、死亡により相続人が生命保険金を受け取った場合は、相続税の課税対象となります。
保険料の負担者＝保険の被保険者≠保険金の受取人 → 相続税の課税対象
なお、相続税の場合、相続された生命保険金には、一定の非課税限度額があり、この金額を超える金額だけが課税対象となります。
詳細については、次のページを参照してください。
３．贈与税の課税対象となる場合
保険料の負担者、保険の被保険者、保険金の受取人がすべて異なる場合の生命保険金は、贈与税の課税対象となります。
保険料の負担者≠保険の被保険者≠保険金の受取人 → 相続税の課税対象
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