自動車税
自動車税とは
自動車税の定義・意味など
自動車税(じどうしゃぜい)とは、道路運送車両法の規定により登録された普通自動車に対し、その所有者に毎年課税される地方税(道府県税)をいう。
自動車税の法的根拠・法律など
地方税法
自動車税は地方税法で規定されている。
地方税法
(自動車税の納税義務者等)
第百四十五条 自動車税は、自動車(軽自動車税の課税客体である自動車その他政令で定める自動車を除く。以下自動車税について同じ。)に対し、主たる定置場所在の道府県において、その所有者に課する。
自動車税の位置づけ・体系(上位概念等)
地方税
自動車税は、地方税のひとつである。
なお、自動車に関する税金には、自動車税も含めて、次のようなものがある。
自動車税と関係する概念
軽自動車税
登録された軽自動車等に対して毎年課税される税金を軽自動車税というが、軽自動車税は市町村税である。
自動車税の税額の確定方式
賦課課税方式
自動車税は、賦課課税方式である。つまり、都道府県から送付される、確定した税額が記載されている納税通知書によって納める。
なお、これに対して、自動車取得税については、申告納税方式により納税する。
つまり、納税者が自ら税額を計算し、これにもとづき納税する。
普通徴収
自動車税は、普通徴収とされている。つまり、納税義務者である個人から直接徴収する。
(賦課期日)
自動車税の納税義務者は、毎年4月1日(これを賦課期日という)現在の所有者である。
したがって、自動車の廃車・名義変更などは3月までにすませておかないと、引き続き課税されることになるので注意を要する。
ただし、自動車税は軽自動車とは異なり月割課税制度があるので、正確には新規登録・廃車・名義変更の別により、次のようになる。
(納期限)
自動車税の納期限は5月31日である。
5月頃に都道府県から納税通知書が送付される。
自動車税の減免制度
障害者(身体障害者・知的障害者・精神障害者・戦傷病者)が一定の要件に該当する場合、申請により、自動車税が減免になる制度がある。
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