[税金]所得税法・法人税法等

サラリーマンから個人事業主・会社まで所得税・法人税等の確定申告の便覧に。税務ハンドブックとして税金対策にも役立ちます。


税額の確定方式・方法―申告納税方式


申告納税方式とは

申告納税方式の定義・意味・意義

申告納税方式とは、額の確定にあたり、納者が自ら額を計算したうえ、これを申告して納する方法をいいます。

もちろん、「自ら額を計算」するとはいっても、法にしたがって正しく額を計算する必要があります。

また、額が間違っている場合などは、務署長の権限で務署が額を決めることがあります。

これを更正といいます。

 

申告納税方式の位置づけ・体系(上位概念)

税額の確定方法のひとつ

税金を支払うにあたっては、額を確定・決定する必要があります。

この税額の確定方法には、次の2つの種類があります。

  1. 申告納税方式
  2. 賦課課税方式

 

このうち申告納税方式がの基本とされています。

また、申告納税方式の具体的手続きが確定申告です。

なお、申告納税方式の例外としての制度が、源泉徴収制度とこれとワンセットになった年末調整制度です。

 

申告納税方式の具体例

申告納税方式が採用されている税金には次のようなものがあります。

国税

国税の多くは申告納税方式が採用されています。

 

地方税

 

申告納税方式のメリットとデメリット

申告納税方式のメリット・長所・利点・有利な点

申告納税方式では、さまざまな合法的な節が可能となります。

これに対して、賦課課税方式では、務署の側が額を決定しますので、節の余地はありません。

 



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