白色申告―白色申告者の義務
白色申告者の義務とは
所得税は、納税者が自ら税法に従って所得金額と税額を正しく計算し納税するという申告納税方式を採用しています。
つまり、納税者が正確な記帳をすることが前提となっています。
そこで、記帳慣習を確立させるために導入されたのが青色申告制度です。
青色申告では、税制上いくつかの優遇措置がとられるかわりに、記帳が義務付けられています。
これに対して、白色申告では、青色申告のような特典がない反面、そのメリットの一つとして、原則として記帳義務がありません。
しかし、申告納税方式のいっそうの定着を図るため、一定の場合、白色申告者にも、次のような義務が発生します。
2.白色申告者の記録保存義務―帳簿及び書類の整理・保存義務
その年の前年分又は前々年分の所得税の確定申告書、または、総収入金額報告書を提出した者は、その年において取引に関して作成し、または、受領した帳簿や書類を整理し、これを5年間保存しなければなりません。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 7 ページ]
- 白色申告
- 白色申告―白色申告者の義務
- 白色申告―白色申告者の義務―①記帳義務
- 白色申告―白色申告者の義務―②記録保存義務
- 白色申告―白色申告者の義務―③収支内訳書添付義務
- 白色申告―特典・メリット・効果―事業専従者控除
- 白色申告―特典・メリット・効果―事業専従者控除―利用の仕方・使い方
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ