繰越控除(損失の繰越控除)
繰越控除とは
繰越控除の定義・意味・意義
繰越控除(正確には、損失の繰越控除)とは、その年に生じた損失の金額を翌年以後(3年間)の所得金額の計算上控除することをいいます。
繰越控除の趣旨・目的・役割・機能
期間計算主義の例外的制度
繰越控除は、前年以前から繰り越されてきた損失がある場合、どのような救済措置がとられるのかという問題です。
つまり、所得金額の計算は、1暦年ごとの期間計算が原則です。
しかし、所得税法では、損失の発生による担税力の減少等を考慮して、暦年計算の例外として、その年に生じた損失の金額を翌年以後の所得金額の計算に影響させることを認めています。
繰越控除の分類・種類
繰越控除には、次のようなものがあります。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 13 ページ]
- 繰越控除(損失の繰越控除)
- 損失による分類―純損失
- 損失による分類―純損失―救済
- 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―①純損失の繰越控除
- 損失による分類―譲渡損失―救済―特例法上の制度―居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の繰越控除
- 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―①純損失の繰越控除―要件
- 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―①純損失の繰越控除―効果
- 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―②純損失の繰戻還付(繰戻しによる還付)
- 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―②純損失の繰戻還付(繰戻しによる還付)―要件と効果
- 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―②純損失の繰戻還付(繰戻しによる還付)―手続き
- 損失による分類―雑損失
- 損失による分類―雑損失―救済―所得税法上の取り扱い―雑損失の繰越控除
- 損失による分類―譲渡損失―救済―特例法上の制度―特定居住用財産の譲渡損失の繰越控除
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ