[税金]所得税法・法人税法等

サラリーマンから個人事業主・会社まで所得税・法人税等の確定申告の便覧に。税務ハンドブックとして税金対策にも役立ちます。


損失による分類―雑損失


(" 損失―種類―雑損失 "から複製)

雑損失とは―雑損控除しても控除しきれない損失

雑損失の定義・意味・意義

雑損失とは、所得控除雑損控除に規定する損失の金額の合計額が雑損控除の足切限度額を超える場合におけるその越える部分をいいます。

つまり、各種の所得控除のうち、雑損控除について、その年分の所得金額から控除できなかった部分です。

雑損失の位置づけ・体系(上位概念)

損失

所得税法上「損失」という用語が使われるのは次の2つの場合があり、雑損失はこのうち「1.ストックに生じる損失」に位置づけることができます。

  1. ストックに生じる損失…所定の事由により資産の価値が減少する、または資産自体がなくなること
  2. フローに生じる損失…各種の所得金額(=収入金額必要経費)の計算上赤字になること

雑損失所得税法上の取り扱い

繰越控除

雑損失の金額については、所定の要件のもとに、翌年以降3年間の繰越控除が認められています。

次のページを参照してください。

雑損失の繰越控除とは



現在のページのサイトにおける位置づけ

現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 13 ページ]

  1. 繰越控除(損失の繰越控除)
  2. 損失による分類―純損失
  3. 損失による分類―純損失―救済
  4. 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―①純損失の繰越控除
  5. 損失による分類―譲渡損失―救済―特例法上の制度―居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の繰越控除
  6. 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―①純損失の繰越控除―要件
  7. 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―①純損失の繰越控除―効果
  8. 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―②純損失の繰戻還付(繰戻しによる還付)
  9. 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―②純損失の繰戻還付(繰戻しによる還付)―要件と効果
  10. 損失による分類―純損失―救済―所得税法上の取り扱い―②純損失の繰戻還付(繰戻しによる還付)―手続き
  11. 損失による分類―雑損失
  12. 損失による分類―雑損失―救済―所得税法上の取り扱い―雑損失の繰越控除
  13. 損失による分類―譲渡損失―救済―特例法上の制度―特定居住用財産の譲渡損失の繰越控除

現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ



プライバシーポリシー