5分5乗方式
5分5乗方式とは
5分5乗方式の定義・意味
5分5乗方式とは、山林所得や一時所得のような所得について、その課税所得の金額を5等分し、その5分の1の額に対する税率を適用して税額を計算したうえ、その額を5倍して納税額を算出するという税額の計算方式をいいます。
つまり、実際には1年間で取得した所得であっても、これを5年にわたって均等に取得したと仮定し、この場合に適用される税率を適用するわけなので、税率が低くなるわけです。
5分5乗方式の目的・趣旨
5分5乗方式は、累進課税(超過累進税率)の例外として、山林所得や一時所得のような所得については、これが一時に実現する臨時的な所得であるという質的担税力を考慮して、累進税率適用の緩和を図る目的で採用されています。
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