退職金に税金はかかる?―住民税の金額
退職金にかかる住民税の金額
退職金にかかる住民税の金額の算定・算出・計算方法
税率等を除けば、基本的に退職金にかかる所得税の金額の出し方と同じです。
1.退職所得の金額を出します
退職金の金額から、勤続年数に応じた「退職所得控除額」を差し引き、その2分の1に相当する金額となります。
退職金が退職所得控除額の範囲内でしたら、所得税も住民税もかからないことになります。
退職所得の金額=(退職金の収入金額※1-退職所得控除額)×1/2※2(千円未満切捨)
※2総合課税の長期譲渡所得、一時所得と異なり、分離課税の退職所得では計算段階で1/2をかけます。
2.税率をかけて退職金にかかる住民税の金額を出します
退職金にかかる住民税の金額は、退職所得の金額の10%(市町村民税6%、都道府県民税4%)になります。
退職金にかかる住民税は、一般の住民税とは違って先払いとなるため、この分は退職金から天引きされることになります。
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