退職所得の金額
退職所得の金額
ここでは、退職所得の金額がどのように計算されるのかがポイントです。
なお、退職所得として扱われる退職金には、ここで述べる所得税のほか、住民税もかかります。
退職金にかかる住民税の金額については、次のページを参照してください。
退職所得の金額の算定・算出・計算方法
退職所得の金額、つまり、所得税の課税対象となる金額(課税標準)を出します。
これは、退職金の金額から、勤続年数に応じた「退職所得控除額」を差し引き、その2分の1に相当する金額となります。
退職金が退職所得控除額の範囲内でしたら、所得税も住民税もかからないことになります。
退職所得の金額=(退職金の収入金額※1-退職所得控除額)×1/2※2(千円未満切捨)
※2総合課税の長期譲渡所得、一時所得と異なり、分離課税の退職所得では計算段階で1/2をかけます。
退職所得控除額
退職所得控除額は、長年の功労に報いるため、勤続年数が長いほど増えるように設定されています。
そして、退職金が計算された退職所得控除額以内であれば、税金はかからないことになります。
退職所得控除額の計算方法については、次のページを参照してください。
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