［税金］所得税法・法人税法等

確定申告―手続き―申告―必要書類―添付書類―①決算書（青色申告決算書・収支内訳書）

青色申告決算書・収支内訳書とは

青色申告決算書や収支内訳書は、所定の場合に確定申告書といっしょに提出する必要があるものとされている決算書である。

確定申告では、両者をあわせて（両者の総称として）、俗に決算書と呼んでいる場合がある。

青色申告決算書・収支内訳書の確定申告における位置づけ・体系

確定申告で作成・提出する文書・書類は、大別すると、次の３つがある。

1. 確定申告書
2. 添付書類
   1. 決算書…青色申告決算書・収支内訳書
   2. 明細書…社会保険料控除証明書・医療費の明細書・住宅借入金等特別控除額の計算明細書など

ただし、実際に作成する場合は、次の順番どおりにしていけば、効率よく確定申告書等を作成することができる。

1. 明細書
2. 決算書
3. 確定申告書

青色申告決算書・収支内訳書の作成・提出が必要な場合

事業所得・不動産所得・山林所得がある場合

事業所得・不動産所得（不動産の貸付けなど）・山林所得がある場合には、青色申告決算書または収支内訳書を作成・提出が必要となる。

青色申告決算書と収支内訳書との違い

青色申告決算書は、青色申告者が事業所得・不動産所得・山林所得を生ずべき業務を行っている場合に作成・提出する必要がある。

これに対して、収支内訳書は、白色申告者が事業所得・不動産所得・山林所得を生ずべき業務を行っている場合に作成・提出する必要がある。

1. 青色申告者に事業所得・不動産所得・山林所得がある場合→青色申告決算書の作成・提出
2. 白色申告者に事業所得・不動産所得・山林所得がある場合→収支内訳書の作成・提出