［税金］所得税法・法人税法等

確定申告―手続き―申告―必要書類―添付書類―①決算書―収支内訳書

収支内訳書とは

収支内訳書の定義・意味・意義

収支内訳書（しゅうしうちわけしょ）とは、白色申告者が事業所得・不動産所得・山林所得を生ずべき業務を行っている場合において、確定申告の際に作成・提出する必要がある決算書をいう。

 

収支内訳書の位置づけ・体系（上位概念）

決算書

収支内訳書は、確定申告書の添付書類とされている決算書のひとつである。

この決算書には、青色申告者が作成・提出する青色申告決算書と、白色申告者が作成・提出する収支内訳書とがある。

なお、確定申告で作成・提出する文書・書類は、大別すると、次の３つがある。

1. 確定申告書
2. 添付書類
   1. 決算書…青色申告決算書・収支内訳書
   2. 明細書…社会保険料控除証明書・医療費の明細書・住宅借入金等特別控除額の計算明細書など

収支内訳書の根拠法令･法的根拠・条文など

所得税法

収支内訳書については、所得税法に定められている。

所得税法
（確定所得申告）
第百二十条　…
四 　その年において不動産所得、事業所得又は山林所得を生ずべき業務を行う居住者が第一項の規定による申告書を提出する場合（当該申告書が青色申告書である場合を除く。）には、財務省令で定めるところにより、これらの所得に係るその年中の総収入金額及び必要経費の内容を記載した書類を当該申告書に添付しなければならない。

 

収支内訳書の分類・種類

収支内訳書には、次の種類がある。

• 収支内訳書（一般用）
• 収支内訳書（農業所得用）
• 収支内訳書（不動産所得用）