減価償却―対象―非減価償却資産
非減価償却資産とは
非減価償却資産の定義・意味・意義
非減価償却資産とは、時間の経過や使用によりその価値が減少しないなどの理由から減価償却の対象とはならない固定資産をいいます。
非償却資産ともいいます。
非減価償却資産の範囲・具体例
非減価償却資産にはたとえば次のようなものがあります。
時の経過や使用により価値が減少しない(減耗しない)有形固定資産
- 土地及び借地権・地上権・地役権など土地の上に存する権利
- 美術品等
- 古美術品、古文書、出土品、遺物等のように歴史的価値または希少価値を有し、代替性のないもの
- 取得価額が1点100万円以上であるもの
無形固定資産の一部
- 借地権
- 電話加入権
その他の資産
その他
- 事業の用に供していない資産(現に稼動していない遊休設備資産)
- 建設または製作中の資産
非減価償却資産の位置づけ・体系
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