減価償却―対象―減価償却資産―分類・種類②―総合償却資産
総合償却資産とは
総合償却資産の定義・意味・意義
減価償却は、償却の対象・単位の違いにより、次の2つに分類されます。
このうち、総合償却とは、複数の資産をグループ単位にまとめ、グループごとに耐用年数を定めて、一括して減価償却計算および記帳を行なう減価償却をいいます。
総合償却資産とは、この総合償却が適用される資産をいいます。
総合償却資産の具体例
総合償却資産とされるのは、工場の生産ラインで使用される機械装置や設備のように一体となって機能する資産です。
つまり、機械装置では、一つ一つの機械ごとに耐用年数を定めず、何を作る機械かで耐用年数が決まります。
したがって、同じ機械であっても、使用されている用途(何を作るために使われているのか)により、耐用年数は異なり、逆に、異なる機械であっても、使用されている用途が同じであれば、耐用年数も同じになります。
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