雑損控除
雑損控除とは
雑損控除の定義・意味・意義
雑損控除とは、所定の資産について、所定の損失が生じた場合において、その損失の金額が所定の金額を越えるときに、課税標準から控除される所得控除をいいます。
雑損控除の位置づけ・体系(上位概念)
所得控除
個人的事情の考慮や社会政策上の要請から、課税標準からさらに所定の金額を控除し、その残額である課税所得金額に税率が適用される制度を所得控除といいます。
雑損控除は、この所得控除のうちのひとつです。
なお、所得控除には次の14つの種類があり、次のように分類することができます。
- 人的控除
- 物的控除
雑損控除の趣旨・目的・役割・機能
雑損控除は、地震や洪水などの天災、火薬の爆発などの人災といった災害や盗難・横領といった犯罪といった予想外の損害・損失による税負担能力の減少に配慮した制度です。
雑損控除の要件
雑損控除の要件については、次のページを参照してください。
雑損控除の効果
控除額
雑損控除の控除額については、次のページを参照してください。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 11 ページ]
- 雑損控除
- 雑損控除―要件
- 雑損控除―要件―①雑損控除の対象になる資産
- 雑損控除―要件―②雑損控除の対象になる損失の原因
- 雑損控除―要件―②雑損控除の対象になる損失の原因―災害
- 雑損控除―要件―②雑損控除の対象になる損失の原因―災害―災害関連支出
- 雑損控除―要件―③雑損控除の対象になる損失の金額
- 雑損控除―効果―控除額
- 雑損控除―救済制度―繰越控除
- 雑損控除―特則―災害減免法による所得税の軽減免除(減免)
- 雑損控除―特則―災害減免法による所得税の軽減免除(減免)―手続き
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ