確定申告の具体事例―サラリーマン―確定申告の必要―原則不要
サラリーマンも確定申告が必要?
サラリーマンの所得税の納付については、次の3段階に分けて考えます。
1.源泉徴収による納税
我が国の所得税は、納税者が自ら税法に従って所得と税額を正しく計算し納税するという申告納税制度のもと、確定申告をして納税するのが原則とされています。
しかし、サラリーマンの方の収入源は給与所得です。
そして、給与所得については、申告納税の例外として、源泉徴収制度が適用され、毎月の給料や賞与から所得税が差し引かれます。
2.年末調整による清算
ただし、源泉徴収は見積もりなので、その合計額は必ずしもその人が1年に収めるべき税額とは一致しません。
そこで、最終的には年末調整で、その過不足分が清算されます。
この年末調整の事務手続きは会社がしてくれます。
3.確定申告
したがって、ほとんどのサラリーマンは確定申告をする必要はありません。
しかし、サラリーマンであっても確定申告をする必要がある場合があり、また、確定申告をする必要はなくても、確定申告をすることで所得税が還付される場合もあります。
これについては次のページを参照してください。
確定申告の具体事例―サラリーマン―確定申告の必要―例外(確定申告する場合)
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