消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―原則―一般課税(原則課税・本則課税)―課税売上割合
課税売上割合とは
課税売上割合の定義・意味・意義
課税売上割合とは、売上のうちに占める課税売上高の割合をいいます。
計算式・公式
課税売上割合は次の計算式・公式で算定・算出します。
課税売上割合 = 課税期間中の課税売上高(税抜)/課税期間中の総売上高(税抜)
課税売上割合の趣旨・目的・役割・機能
一般課税では課税売上割合によって仕入控除税額の計算方法が異なってくる
課税売上割合は、一般課税における仕入控除税額の計算方法に影響します。
したがって、課税売上割合は、一般課税を選択して、仕入税額控除についてもきちんと計算して節税をしっかりとしていこうとする場合に重要となる数値です。
簡易課税の場合は、仕入控除税額を課税売上高に対する税額の一定割合としますので、関係ありません。
すなわち、一般課税における仕入控除税額は原則として課税仕入高(税抜)の4%となります。
しかし、課税売上割合が95%未満の場合には、この全額を控除することができないものとされています。
これは、課税売上げに対応する部分のみを控除しようというのがその趣旨です。
そして、この場合の仕入控除税額の計算は次のいずれかの方式で計算する必要があります。
なお、上記のうちどちらの方式で計算するかは自由に選択することができます。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 34 ページ]
- 消費税
- 消費税―課税対象
- 消費税―課税対象―国内取引
- 消費税―課税対象―輸入取引
- 消費税―取引の実務上の分類
- 消費税―取引の実務上の分類―課税取引
- 消費税―取引の実務上の分類―非課税取引
- 消費税―取引の実務上の分類―免税取引
- 消費税―取引の実務上の分類―免税取引―輸出免税
- 消費税―取引の実務上の分類―免税取引―輸出免税の範囲
- 消費税―取引の実務上の分類―不課税取引
- 消費税―納税義務者―課税事業者
- 消費税―納税義務者―免税事業者
- 消費税―納税義務者―免税事業者―判定基準―課税期間に係る基準期間における課税売上高―課税期間
- 消費税―納税義務者―免税事業者―判定基準―課税期間に係る基準期間における課税売上高―基準期間
- 消費税―納税義務者―免税事業者―判定基準―課税期間に係る基準期間における課税売上高―課税売上高
- 消費税―計算方法(課税方法)
- 消費税―計算方法(課税方法)―課税売上高(課税売上・課税売上げ)
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―課税仕入(課税仕入れ)
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―原則―一般課税(原則課税・本則課税)
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―原則―一般課税(原則課税・本則課税)―メリットとデメリット
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―原則―一般課税(原則課税・本則課税)―課税売上割合
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―原則―一般課税(原則課税・本則課税)―課税売上割合―個別対応方式
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―原則―一般課税(原則課税・本則課税)―課税売上割合―一括比例配分方式
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―例外―簡易課税
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―例外―簡易課税―みなし仕入率
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―例外―簡易課税―要件
- 消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―計算―例外―簡易課税―メリットとデメリット
- 消費税―手続き―はじめて課税事業者に該当した場合―消費税課税事業者届出手続(消費税課税事業者届出書の提出)
- 消費税―手続き―免税事業者が課税事業者になることを選択する場合―消費税課税事業者選択届出手続
- 消費税―手続き―免税事業者が課税事業者になることを選択する場合―消費税課税事業者選択届出手続―手続き(消費税課税事業者選択届出書の提出)
- 消費税―手続き―確定申告
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ