消費税―計算方法(課税方法)―仕入税額控除―仕入控除税額―課税仕入(課税仕入れ)
課税仕入とは
課税仕入の定義・意味など
課税仕入(かぜいしいれ)とは、消費税の計算上、課税売上高から控除される仕入をいう。
課税仕入の目的・役割・意義・機能・作用など
消費税の納付税額の計算
事業者は、商品やサービスの売上げの際にその価格に消費税を上乗せして代金を受け取る。
そして、受け取った消費税から、仕入や経費で支払った消費税を控除した差額を税務署に納付する。
この「仕入や経費で支払った消費税を控除」することを仕入税額控除といい、また、仕入税額控除する額のことを仕入控除税額という。
つまり、消費税の納付税額は課税期間中の課税売上げに係る消費税額から課税仕入れ等に係る消費税額(仕入や経費で支払った消費税)(=仕入控除税額)を差し引いて計算する。
課税仕入の範囲・具体例
課税仕入には、商品などの棚卸資産の仕入れのほか、機械や建物等の事業用資産の購入または賃借、原材料や事務用品の購入、運送等のサービスの購入、そのほか事業のための購入が含まれる。
また、事業のための購入であれば、仕入先が免税事業者や消費者の場合でも課税仕入にあたる。
ただし、土地の購入や賃借などの非課税取引、課税対象とならない給与、賃金などは課税仕入れに含まれない。
No.6355 課税売上げと課税仕入れ|消費税|国税庁 https://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6355.htm
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