［税金］所得税法・法人税法等

雑所得―金額

雑所得の金額

雑所得の金額の算定・算出・計算方法

雑所得の金額は、次の金額の合計額となります。

1. 公的年金等にかかる所得
2. その他の雑所得（公的年金等以外にかかる所得）

つまり、次のようになります。

雑所得の金額＝公的年金等にかかる所得＋その他の雑所得（公的年金等以外にかかる所得）

 

１．公的年金等にかかる所得

公的年金等の場合は、次のように計算します。

雑所得の金額＝収入金額－公的年金等控除額

 

公的年金等を受け取る高齢者は、一般的には、担税力が小さいことを考慮して控除が行われているわけです。

 

２．その他の雑所得（公的年金等以外にかかる所得）

公的年金等以外の場合は、次のように計算します。

雑所得の金額＝公的年金等以外の総収入金額－必要経費

 

したがって、公的年金等以外の一般の雑所得の計算方法は、基本的には、事業所得の金額の計算方法と同じになります。

しかし、事業所得として申告して認められるならば、そちらの方がお得となります。

詳細については、次のページを参照してください。

雑所得の金額―デメリット（雑所得と事業所得の金額の計算方法の違い）