雑所得―具体例―FX(外国為替証拠金取引)
FXとは
FXの定義・意味・意義
いわゆるFXとは、金融派生商品(デリバティブ)の一つで、通貨の売買を行なって利益を得ようとする取引をいいます。
正式名称は、外国為替証拠金取引といいます。
FXの所得税法等税制上の取り扱い
所得税法上
雑所得
FXを個人として、しかも事業として行なっていない場合、所得税法上、その利益は雑所得として取り扱われます。
事業として行なう場合は事業所得となります。
また、他の所得で赤字があっても、損益通算をすることができません。
したがって、FXが前年度に大幅な赤字が出ていても、今年度が黒字なら、そのまま課税されます。
なお、これに対して、株式や投資信託については、損益通算をすることも、また、損失の繰越控除も認められています。
法人税法上
会社として法人名義の口座でFXを行っていれば、 法人税法が適用されます。
したがって、経費を計上することはもちろんのこと、他の損益と通算したり、損失も繰り越すことができます。
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