源泉徴収―事務―給与所得―毎月―④納付
源泉所得税の納付の手続きの具体的手順・方法・仕方
源泉徴収義務者は、現実に源泉徴収の対象となる給与や報酬などの所得を支払うときに、所得税を源泉徴収します。
そして、原則として、源泉徴収した所得税(=源泉所得税)は、徴収した日の属する月の翌月10日までに納付しなければなりません。
ここでは、徴収した源泉所得税の納付手続きの概要について、まとめます。
納付方法
所得税徴収高計算書の作成・提出と源泉所得税の納付
源泉所得税は、「所得税徴収高計算書(納付書)」を作成し、これを添えて、納付します。
ポイントは所得税徴収高計算書の作成の仕方となります。
所得税徴収高計算書の作成・提出と源泉所得税の納付をするは、次の2つの方法があります。
- 手書きで所得税徴収高計算書を作成したうえ、金融機関等に出向いて、所得税徴収高計算書の提出と源泉所得税の納付を行う
- インターネット(e-Taxと電子納税)を利用して、金融機関等に出向ことなく、所得税徴収高計算書の作成・提出と源泉所得税の納付を行う
e-Taxで所得税徴収高計算書を作成・提出するのであれば、あわせて電子納税も利用しなければ、源泉所得税額が0円でない限り、結局金融機関等に源泉所得税の納付等をしなければならないことになるので、あまり意味がありません。
なお、所得税徴収高計算書については電子証明書は不要です。
納付先
銀行、郵便局など最寄の金融機関または所轄税務署の窓口。
ただし、税額が0円で、所得税徴収高計算書だけを提出する場合は、所轄税務署だけとなります(郵送可)。
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