源泉徴収―対象者ー源泉徴収義務者
源泉徴収義務者とは
源泉徴収義務者の定義・意味・意義
源泉徴収義務者とは、源泉徴収制度において、給与、報酬、利子・配当など所定の所得の支払いをする者で、その支払いの都度、支払金額に応じた所得税の額を計算し、その所得税を差し引く(天引き・源泉徴収)義務が課せられている者をいう。
源泉徴収義務者の範囲・具体例
源泉徴収義務者に該当するもの
会社や個人のほか、給与などの支払をする学校や官公庁なども源泉徴収義務者となる。
源泉徴収義務者に該当しないもの
個人のうち、次の2つのいずれかに該当する人は、源泉徴収をする必要はない。
したがって、たとえば、個人事業主でないサラリーマンなどが確定申告をするために税理士に報酬を支払っても、源泉徴収義務はない。
なお、この場合、税理士側からすると、報酬額全額が売上ということになる。
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