［税金］所得税法・法人税法等

源泉徴収―事務―利子所得―源泉徴収税額の計算

利子所得の源泉徴収

利子所得の源泉徴収税額の計算方法等

原則

利子所得とされる利子等については、非課税とされるものを除き、原則として所得税１５％（ほか地方税５％）の税率が適用されて、源泉徴収されます。

例外―源泉徴収をしないもの

次にかかげる利子は源泉徴収をしません。

• 障害者等の少額預金等の利子等
• 勤労者財産形成住宅（年金）貯蓄の利子等
• 納税準備預金の利子等

確定申告など他制度との関係―源泉分離課税

利子所得については、源泉徴収だけで確定申告を行わないで課税が完結し、しかもそれが強制的に行われる源泉分離課税という制度が採用されています。

つまり、源泉徴収で税金が差し引かれてそれで終わりということで、給料のように年末調整や確定申告で税額を再計算するということはありません。

これには例外がなく、たとえば、所得の少ない人であっても、確定申告で源泉徴収税額の還付を受けることはできません。