所得―非課税所得
非課税所得とは
非課税所得の定義・意味・概念
所得税は、個人の1暦年のすべての所得に対して課税されるのが原則です。
しかし、社会政策的考慮、担税力の調整の見地から、課税対象とすることが適当ではない所得については、所得税の課税対象から外されています。
これを非課税所得といいます。
非課税所得の根拠法令・法的根拠・条文など
非課税所得については、所得税法や租税特別措置法に定められているほか、その他税法以外の法律、たとえば、健康保険法や厚生年金保険法などにも数多く定められています。
非課税所得は、これらの法律や条約等に規定されているものに限られています。
非課税所得の分類・種類
非課税所得は上記各法令で多数列挙されており、その範囲は非常に広いものですが、次のような観点から分類することができます。
非課税とされる趣旨による分類については次のページを参照してください。
また、税法以外の法律で非課税所得とされているものについては次のページを参照してください。
非課税所得の手続き
非課税所得は、課税上当初よりその所得がなかったものとして取り扱われ、非課税とするには、原則として申告などの手続きは不要です。
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