［税金］所得税法・法人税法等

確定申告―法人税申告書―税法独自の用語―繰越損益金

繰越損益金とは

繰越損益金の定義・意味・意義

繰越損益金とは、会計上（貸借対照表と株主資本等変動計算書）の繰越利益剰余金の税務上の呼称です。

つまり、会計・経理・簿記の世界で一般に未払法人税等と呼ばれている同じものを、税務・税法上で、わざわざ独特の用語で言い換えているわけです（おかげでわかりづらくなるのですが…）。

なお、会計上の繰越利益剰余金の詳細については、次のページを参照してください。

繰越利益剰余金 - 簿記勘定科目一覧表（用語集）

繰越損益金の科目属性

会計上、繰越利益剰余金は貸借対照表の純資産です。

そして、税務上も、繰越損益金として純資産に含められます。

繰越損益金の法人税申告書（別表）における取り扱い

繰越損益金は、税務の純資産の計算明細書である別表五（一）の「利益積立金額の計算に関する明細書」欄において、プラスで計上されます。